交通事故の交渉に備えて現場を撮影

交通事故の賠償額の算出基準とは

交通事故においては、相手の保険会社が損害賠償金をはじき出します。
一方保険会社は、被害者を一番に算出するということではありません。
慰謝料などをはじき出す基準が存在します。
1つは自賠責基準で、車やバイクを入手する際、法律によって加入が規定されている自賠責保険においての基準です。
自賠責保険は最低限の補償のため、基準の中で低額でといえます。
さらに任意保険基準が挙げられます。
加害者が入っている保険会社サイドが算定基準としているものです。
自賠責基準と対比して高い額がはじき出される確率が高いですが、裁判所基準と比べ低い額になることが一般的です。
交通事故被害に遭って相手方の保険会社と取り交わしをするケースで、相手方は任意保険基準ではじき出した賠償金を示してきます。
その次は裁判所基準です。
判例をもとに考えられた基準で、裁判所ではこうした基準により額が計算されます。
裁判所基準については、でもっとも高い金額になるケースが多いといえます。